これまで永久脱毛の主流だった電気針脱毛に比べて、レーザー脱毛は非常に短い時間で処置をおこなうことができます。
その差について、ご説明していきます。
針脱毛の場合、毛を1本1本処置するために長い時間がかかります。
例えば両わきの脱毛の場合、1回1~2時間程度の処置を、数週間おきに10~20回。完全に脱毛するまでには1~2年かかりました。
これに対して、レーザー脱毛は、針脱毛のように毛の1本1本に対して行うものではありません。
脱毛用のレーザーを照射するヘッド部分は、直径7ミリと10ミリの2つの大きさがあります。
脱毛したい部位に合わせて、広い部分には大きいヘッド、細かい部分には小さいヘッドと、用途に合わせて使い分けしています。
このヘッドで脱毛したい部分を1度に照射しますから、1回のショットで直径7ミリ(あるいは10ミリ)の範囲に生えている毛をいっぺんに脱毛できるというわけです。
しかも、1ショット打つのにかかる時間は、わずか1秒たらず。わきの処置なら平均で片側120~180秒程度。両方合わせても約6~8分で、本当にスピーディーです。
また、毛には毛周期というサイクルがあって、身に見えている毛以外にも皮膚の中で休んでいる毛があります。
針脱毛の場合、毛の1本1本に対してしょちしますから、毛周期で休んでいる毛については脱毛できません。
しばらくして、その毛が皮膚の表面まで生えてきてから再度脱毛を行うことになります。
そのため何度も処置を行わなければならず、結果として長い時間がかかってしまうのです。
レーザー脱毛の場合は、はえそうになっている毛根にも同時にダメージを与えますから、毛周期を気にする必要はありません。何度も処置を繰り返す必要が無いのです。
1回照射後にしばらく様子を見て、必要があれば再度照射します。毛の太さや生え方がj平均的であれば、わきなら3~5回程度、期間は半年もあれば十分終わってしまいます。